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Father to son

28日「小さき勇者たち〜GAMERA〜」を観てきました。

ガメラシリーズ7年ぶりの新作です。
ガメラ、生誕40周年(ちなみにウルトラマンも)記念作品のようです。
平成シリーズでは、ゴジラを圧倒する評価を得ていたガメラですが、
今回もクオリティ高いです。

注)以下ネタバレあり


主人公の少年、透が卵から孵った小さな亀と
出会うことで始まるストーリー。
透は亀にトトと名づけ、お互い愛情を通わせていく。
しかし、急激に成長し、空も飛び始めるトトに、
幼馴染の麻衣は、トトはガメラではないかとの疑念を持つ。
直後、トトが失踪。
その後、怪獣ジーダスが出現、都市を破壊し、人間を捕食しはじめる。
透たちの危機に、大きく成長したトトが現れ応戦する。
トトはジーダスを撃退するも、自分も大きなダメージを負う。
トトは調査のため名古屋に運ばれ、幼馴染の麻衣は手術のため、
透らもトト、麻衣に渡したお守り(トトの卵の下にあった赤い石)
を追って名古屋へ。
そして、ジーダスもガメラを追って、名古屋に上陸する。


あらすじは概ねこんなとこです。
生まれたばかりのトトが可愛いんだよね。
そのトトを演じたのがケヅメリクガメなんです。
実際の亀がガメラ演じるのは初めての試み。
でもこれが大成功。
本当に可愛いので、嫌でも感情移入しちゃいます。
母親を亡くして、元気の無かった透がトトとの出会いで
元気を取り戻していく。
そして、大きくなって家で飼えなくなったトトを、
友達と秘密基地でかくまう。
昔のジュブナイルでよくある、
捨て犬をみんなで育てる子供達のようでした。
このあたりの描写が、後半のガメラと子供達との
絆をよりリアルに感じさせるものにしているんじゃないかな。
飼えなくなったトトをやむなく捨てに行く透、
その背中を必死で追いかける小さなトト。
このシーン、じーんときます。

今回、ガメラと敵対する怪獣、ジーダス。
ジーダスは、以前ガメラに倒されたギャオスの
遺伝子を持つ、トカゲ型の怪獣。
人間を捕食し、ガメラを倒すことがその遺伝子に
刻み込まれているって設定のよう。
とにかく、動物的。
人間を食い散らかし、ガメラを殺そうとするその姿は
本当に恐ろしいです。
怪獣を怖いなんて思うことは、滅多にないのだけど、
このジーダスは本当に怖い。
貪欲に人間を捕食し、狂ったように都市を破壊する場面は圧巻で、
近頃の怪獣映画にはなかったリアルさを感じました。
爬虫類の無感情な雰囲気だとか、生物の本能だとか。
とにかく、自分がもしそこにいたら、生き残れるかなとか、
自分をエサをして認識している巨大な生物の存在感だとか、
観ていて、そういう恐怖がわき上がってくる。
この怪獣の恐ろしさは、久しく忘れていたものだし、それに加え
怪獣も動物であるということを激しく認識。
これらは、自分も最近の怪獣もので欠けているものだと思っていました。
そういう意味では、ジーダスは「怪獣」というものに対する
一つの解答であると思います。
ただ、あれだけ暴れておきながら、本来の力を発揮したガメラに
あっさりやられてしまうところが、雑魚っぽくて情けなかったかな。
要は巨大な肉食動物は、その存在だけで都市を大パニックに陥れられるんだね。

今作は舞台の23年前、ガメラが人間を守るため、
自爆でギャオスを葬ったという背景がある。
ガメラは40年前に生誕した当初から人間に味方をする怪獣で、
その点では、人間の敵対者として描かれるゴジラとは対極にある。
何故、ガメラは人間の味方をするのか、
今までの作品で、その解答の試みはなされてきたが、
今作は、ガメラと子供達の絆を丁寧に描いたことで、
それが実感のこもったものとして機能しているように思う。
透が最後まで、ガメラを「トト」と呼び続ける。
しかし、ラストの場面、飛び去るガメラに「さようなら、ガメラ」
とつぶやく描写は、様々な意味がこめられていたと思う。
エンドロールでは、子供時代の可愛いトトの映像がよかったなあ。

今回のブログ、
ネタバレありと書きつつ、あまりネタバレしないように
書いたつもりなんで、奥歯にモノが挟まったような
書き方になっちゃったかも。
自分の解釈を多少入れたにせよ、それは映画を観て、
受け手としてそれぞれ感じて欲しい部分もあったので、
抽象的な感じになってしまいました。
それに、長くなってしまったかも。
そのへんは少し反省かな。
個人的に物足りない部分てのはあったけど、
いい作品だと思うし、面白いので、
よかったら観に行ってみてください。
怪獣映画を今まで観たことが無い方でも楽しめると思います。


おまけ
映画館が入ってるビルの中で食べた豚丼。

友人によると、これは偽豚丼だそう。
割とおいしかったけど、本物はどんなんだろ?

映画館でポップコーン買ったんだけど、量がとんでもないよ。
映画終わるまでに食べ終わらなかったんで、
箱?ごと袋に入れて家に持って帰りました。
でも、食べきれなかった人は多かったようで、
帰るとき、捨てられてるのを沢山見たよ。
残念です。
ちなみに、家に帰ったら、ポップコーンが、
バッグの中にぶちまけられていました。


小さき勇者たち〜GAMERA〜

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コメント

ゴムー
本物はもっとおいしいのかなあ。
食べてみたいぴ!
ポッポコーンはキャラメル味もいいよね。
劇場内の食べ物は高いニー

投稿: ぴよこ | 2006年5月 2日 (火) 16時39分

豚丼はニセモノだけど、美味しそうだと思いました。
あと、映画館のポップコーンがやけにショッパイのは
利幅の大きいドリンクをたくさん売りたいからかも?

投稿: くるる | 2006年5月 2日 (火) 15時11分

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