Toys in the Attic
今回は、東京トイボックスを紹介します。
この作品は、ゲーム開発者が主人公のマンガ。
リアリティある描写、作者独特の哲学は
ゲームに対する並々ならぬこだわりが感じられ、
非常に熱量の高い作品になってます。
作品から伝わる仕事に対する情熱は、
安野モヨコの『働きマン』に共通するものを感じますが、
こちらはどちらかというと、表現者の魂、職人気質が前面に
出ているかと思います。
小さなゲーム会社社長の天川とキャリアOL月山
の(アレな)出会いからはじまるこの物語。
現場の壮絶さに反し、どこかコミカルな雰囲気で
物語は進んでいきます。
しかし、過去の唯一のオリジナル作品の海外版の開発
から物語は加速。
何かを作り出すこと、それを生活の糧にしていくことの難しさ、
しかし物を作ることの魅力、表現者のプライドに支えられ、
彼らは命を削ってゲームを作っていきます。
プロジェクトXのような誰かの役に立つだとか、そういう
スケールの大きい話ではないですが、その姿は心打たれます。
何かに突き動かされるとはおそらくこういうこと、そう思います。
ゲームへの問題提起(バグ、納期、親切設計、大作主義とか)
などゲームファンとしては考えさせられる部分も多いですね。
ゲームに興味の無い人へもアピールする内容だと思うので、
機会があれば読んでみてくださいな。
イケてないゲーム男とキャリアOLの恋だとか、そういう側面でも
楽しめるかと。
私はラスト近くの七海さんにグッと来ましたね。
2巻で完結ですが、続きあれば読みたいなー。
この作品は、ゲーム開発者が主人公のマンガ。
リアリティある描写、作者独特の哲学は
ゲームに対する並々ならぬこだわりが感じられ、
非常に熱量の高い作品になってます。
作品から伝わる仕事に対する情熱は、
安野モヨコの『働きマン』に共通するものを感じますが、
こちらはどちらかというと、表現者の魂、職人気質が前面に
出ているかと思います。
小さなゲーム会社社長の天川とキャリアOL月山
の(アレな)出会いからはじまるこの物語。
現場の壮絶さに反し、どこかコミカルな雰囲気で
物語は進んでいきます。
しかし、過去の唯一のオリジナル作品の海外版の開発
から物語は加速。
何かを作り出すこと、それを生活の糧にしていくことの難しさ、
しかし物を作ることの魅力、表現者のプライドに支えられ、
彼らは命を削ってゲームを作っていきます。
プロジェクトXのような誰かの役に立つだとか、そういう
スケールの大きい話ではないですが、その姿は心打たれます。
何かに突き動かされるとはおそらくこういうこと、そう思います。
ゲームへの問題提起(バグ、納期、親切設計、大作主義とか)
などゲームファンとしては考えさせられる部分も多いですね。
ゲームに興味の無い人へもアピールする内容だと思うので、
機会があれば読んでみてくださいな。
イケてないゲーム男とキャリアOLの恋だとか、そういう側面でも
楽しめるかと。
私はラスト近くの七海さんにグッと来ましたね。
2巻で完結ですが、続きあれば読みたいなー。
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