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セブンスター

※10月12日加筆

先日、劇場版『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』を観てきました。
前売りは買ってたんだけど、なかなか行く機会なくてね。
これがローソンで買った前売り券。

上のはウルトラマンとセブンのバージョンね。
他にも絵柄があって、帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンA、
ウルトラマンタロウ、ウルトラマンメビウスから選べたんだったと思う。

内容に入る前に、少しウルトラマンメビウスという作品について。
ウルトラマンメビウスって、ウルトラマン40周年記念作品でね。
前作のウルトラマンマックスに続いて、原点回帰的な部分が多いのです。
マックスでは、ウルトラマン、ウルトラセブンの怪獣をリメイクしていた
のに対し、メビウスでは、帰ってきたウルトラマン以降の作品を出して
きたりね。
特にメビウスは、過去のウルトラシリーズと同じ世界観を踏襲してるんですね。
つまり、過去にウルトラマンと怪獣が戦った世界での物語なんです。
(TV放送時と同時期に各ウルトラマンが地球に来ていたという新設定)
平成ウルトラマンシリーズは、過去のシリーズと独立した作品として
描かれていたから、異例といえば異例。
でもやはり、記念作品だからか、力の入りようはすごいですね。
歴史ある作品と世界を共有しているだけあって、力が入らざるを得ない
というか。
スタッフもファンとして楽しんで作ってる気がしますね。
本当に、視聴している古くからのファンからしてみたら、毎回お祭りの
ようなサービスっぷりです。

そして、この劇場版のサービスっぷりもそれと輪をかけてすごいのです。
まず、ウルトラ兄弟(マン、セブン、ジャック、エース、タロウ、ゾフィ)
とメビウスの共演が見れます。
しかも、ハヤタをはじめ当時の主役がそれぞれウルトラマンの変身前として出演しています。
みんなさすがに老けちゃってるけど、やっぱりグッと来るものがありますよ。
そして敵も豪華。
宇宙人連合として、ザラブ星人、ガッツ星人、ナックル星人、
テンペラー星人、そしてヤプールなど、ウルトラマンを苦しめた宇宙人
が大暴れします。
そして、ウルトラ兄弟が20年前にヤプールとともに封印した超獣
「Uキラーザウルス」が今回の真の敵。
冒頭のUキラーザウルスvsウルトラ兄弟の戦いは必見です。
それに、ウルトラシリーズなどでおなじみの、極彩色の渦まきから
文字が出てくる?タイトルも泣かせます。
うーん。
ちょっと魅力が伝わらないかもだけど、その辺はファン泣かせかと。
地球にとどまったウルトラ兄弟の生き様だとか、
過去のウルトラシリーズの場面を挿入したりだとか、
大人のファンが楽しめる部分もあれば、
少年の成長や、隊員との友情、など子供にも楽しめる
ストーリーなど、よく考えられているかと思います。

以下はネタバレ含むんで追記で。
<追記>
注)ネタバレあり

ブラウザのエラーで全部消えましたよ。
終わる寸前だったのに。
凹む…。
気を取り直してもう一回書くね。


まず、上は劇場版まだ見てない人のことも考えて、
ネタバレ無しの当たり障りのない内容だたかも。
こういう軽い紹介っぽいのは書きづらいね。
で、ここからは私の感想だとか、ネタバレありでね。

私がこの映画楽しめたかというと、半々かな。
まず、序盤はかなり楽しめたんだよ。
前述した、ウルトラシリーズおなじみの、
カラフルな絵の具が回転してタイトル文字になる
ところだとか、ぞくぞくしたしね。
それに、初っ端のUキラーザウルスと、ウルトラ兄弟の
20年前の戦いがかなり迫力あった。

スペシウム光線を撃とうとする新マンに、Uキラーザウルスの
長い腕が襲い掛かかるところとかね。
強いウルトラマン達が苦戦する、Uキラーザウルスの強さが
よくあらわされてたと思うし。
ウルトラ兄弟を退けて、地球に上陸しようとするUキラーザウルス
を兄弟が追撃して倒すシーンとかかっこよかった。
新マンとエースが腕に捕らえられたところを、初代マンの八つ裂き光輪
とセブンのアイスラッガーが腕を切り裂いて救うところとかね。
これは個人的な思い入れだけど、新しい作品が出るたびに、
図鑑データとかでは、前のウルトラマンより強い設定になっててね。
なんで、図鑑では最初のウルトラマンが一番弱い設定になっているんだよ。
それが悔しくてね。
私が特に思いいれがあるのは、初代ウルトラマンとセブンだし。
だからこの映画で、ハヤタと初代マンが活躍したのはうれしかった。
で、序盤の兄弟の死闘をはじめ、この作品の殺陣は結構よかったと思う。
TV版は結構プロレスっぽい戦闘が多い気がするけど、
それよりもガチな雰囲気ではありました。
プロレスが悪いとはいわないけどね。
あと、物語の鍵となる少年が過去に怪獣に遭遇して、
それがトラウマになったシーンだとか、巨大生物に遭遇する
って恐ろしさ結構伝わってたかな。

ただね。
序盤はいいんだけど、中盤以降が結構ぐだぐだだった気もする。
時間の流れが不自然なのがまず気になったかな。
この話、一日足らずの出来事描いているようだけど、
にしては色んなこと起こりすぎてるし、逆にそんな短時間の
出来事にすると、なんだかスケールが小さく感じちゃうんだよね。
朝、メビウスに変身する隊員が、調査のために神戸に来て、
その日のうちに宇宙人が4体出て、メビウスがその度に戦って、
神戸が破壊されて、ウルトラ兄弟が出て、ヤプールとUキラーザウルス
が復活して、云々が半日あまりで起こってるんだけどさ。
それ以外に、人間として暮らすウルトラ兄弟との出会いや、
少年やその姉の科学者との交流もあったりするから、
なんか不自然に詰め込みすぎのような気がしたんだよね。
上手く言えないけど、少年がずっと戦いを見守ってたり、
メビウスやそれに変身する人間が、一日何回変身するんだよ!
みたいに感じてしまったよ。
さっきまでやられてたのに、すぐにピンピンしてたりとか。
3分しか戦えないはずなのに、カラータイマーが点滅してから
どんだけ戦ってるんだよとか。
気にしすぎなのかもだけど。
20年前のUキラーザウルスとの戦いで、戦えなくなったウルトラ兄弟
が決死の思いで変身するシーンは感動するんだけど、やっぱりメビウス
同様不死身っぽくて悲壮感が薄まってたり。

それとねえ。
一番ダメだと思うのは、最後のUキラーザウルスとの戦いで、質の悪い
CG使いすぎなんだよ。
一目でCGだって分かるし、なんかPS2のゲームぐらいに見えるシーンも
あったなあ。
役者が演じてるとことCGのとこ、はっきり分かるんだもの。
特撮のパイオニア的存在の円谷がそれはどうかと。
それもあってか、最後の戦いはやたら薄っぺらに見えたよ。
兄弟の力をもらったメビウスが強いというよりは、
Uキラーザウルスが弱いように感じてしまった。
あとUキラーザウルスがデビルガンダムに見えた。
もう一つ苦言言わせてもらえば、対象がボケているかな。
過去の作品の映像などを使ったり、オールドファンには心憎い
演出があったと思うけど、過去の作品に比べて、というか
今やってるTVシリーズに比べても、わかりやすすぎるというか、
安易な展開だったかなと思う。
教訓めいた部分が無くもないけど、過去の作品と比べて、
重さは全く感じられないし。
そこは子供向けなんだろうけど、オールドファンは満足しない
かもしれないね。
過去の映像も子供はピンとこないかもだし。

色々苦言呈したけど、楽しめた部分もあったし、
そこも書いてみるね。
そうだねえ。
まず、当時のウルトラマン役の役者が当時の役で出ている、
これはうれしいね。
みんな歳とって、初老くらいになってるけど、
当時の面影あるし、かっこいい歳の取り方してるかんじ。
タロウの役者さんは、舞台か何かが重なって出演できなかった
らしいけど、それは残念かな。
他に何かあるのかもしれないけど。
あとね。
初代ウルトラマンが、番組初期の凸凹顔を再現したスーツなんだよね。
これニヤリとしちゃうね。
番組中盤から、綺麗な顔のスーツになっちゃうからごく初期だけの顔だし。
こういうサービスはいいなあ。
新マンとの差別化もあるのかもだけど。

宇宙人連合のチョイスもいいね。
ザラブ星人、ガッツ星人、ナックル星人、テンペラー星人は往年の
名悪役だし。
ただ、ザラブだけがウルトラマン倒してないけどね。
デザインは今風になってたけど、イメージ壊さないアレンジで
好感もてたよ。
特にテンペラーは前よりかっこいいと思う。
そのテンペラーが、TV放送時の強さに反して、映画ではあっさりやられた
のが少し拍子抜けだったけど。
ガッツ星人が、当時セブンを苦しめたように、メビウスを十字架に
閉じ込めたシーンはよかったね。
中でも特によかったのは、ザラブ星人だよ。
当時ニセウルトラマンに変身したように、今回もニセメビウスに変身して
暴れまわるし。
当時と同じ青野武さんが声をやっていたのもいいかんじ。
青野さんは、当時声だけじゃなく、ザラブ星人のスーツにも入っていた
んだよ。
だから、これもファンにはうれしいチョイスだよね。
ただ、ザラブの詰めが甘いのはあいかわらずだったね。

随所で当時の曲使ってくれてたり、ウルトラ兄弟の変身も
当時のを再現しててくれて、うれしかったな。
ウルトラ兄弟が出るときって、その作品の主人公の
ウルトラマン以外はかませ犬っぽくなっちゃってる場合
がないでもなかったけど、今回は兄弟が主人公のメビウス
食っちゃうくらい存在感あったし。
エンドロールの、歴代ウルトラマンの映像や、
40周年のパーティに集まった、シリーズ出演の役者だとか
ウルトラマンだとか、何か感慨深い感じ。

そだね。
気になるところも多かったけど、お祭りみたいな話なんで、
これでいいのかも。
子供にはウルトラ兄弟見れるのとか、宇宙人や怪獣が沢山出て
単純にうれしいだろうし。
自分には少し物足りないけど、これはこれでいいのかも。

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コメント

>くるるさん
まー、くるるさんとは得意なジャンル、
あまりかぶってないからね。
私は車とか全然しらないし。
特撮は、CGもいいんだけど、
昔のへとへとなぬいぐるみだとか、
しょぼいセット使ってた時期のが
いいもの多かった気もするね。
ハリウッドの恐竜ものだとかゴジラとか
はCGだけど、あれより日本伝統の特撮のが
全然好きだな。
今回の映画もだけど、CG主体にするより、
味付け程度につかってくれれば良かったのにね。
割合が多かったし、それの質もよくない気がした。

>BlogPetのミクラス
もうちょっと頑張ってくれえ。

投稿: ぴよこ | 2006年10月17日 (火) 21時35分

PSO面白いっぴ
まで読みました。

ぴょこはほんとに私の知らないジャンルに詳しいねぇ。
私は今のCGバリバリのウルトラマンより、昔の火薬とか
模型飛行機を使ってたウルトラマンが懐かしいなぁ。

投稿: くるる | 2006年10月17日 (火) 13時11分

ぴよこの、機会加筆しないです。

投稿: BlogPetのミクラス | 2006年10月17日 (火) 11時02分

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