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カランコロンの歌

前回に続いて、これもGW中に観にいった作品です。
劇場版『ゲゲゲの鬼太郎』のお話とか。
勿論、水木しげる御大の妖怪漫画が原作ですよ。
これも、観てから大分間が空いたのであまり映画の内容に
触れられないかもですが…。

率直にいえば、いい出来だったかと思います。
実写で一番のネックは、原作のキャラと役者のイメージが
合わないってことだと思うんだけど、これに関しては
それほどミスキャストっていう感じはなかったですね。
ウエンツも意外と鬼太郎に合ってました。
(ただ、鬼太郎の外見は子供のはずなので、少し頭身高い
かなっては思った。)
髪色は白ベースだったんで、アニメよりは原作に近い
鬼太郎ですね。
不真面目さも原作に近いかな。
アニメの鬼太郎は、髪の色は茶色でほぼ正義の味方として
描かれているからね。

原作に近いといえば、ストーリーも忠実だったと思う。
「妖怪大裁判」のエピソードを元に、組み立てた感じだと思うけど、
水木作品のあっさり終わってしまう感まで再現されてたのかな?
考えすぎかな。

OPの"ゲゲゲの鬼太郎"の歌は、小池徹平も参加してたみたい。
例の有名な曲だけど、アニメで省略されている2番が
ちゃんと歌われてたのが良かったですね。
このOPは映像も含め秀逸だと思いました。
今のアニメの、泉谷しげるのOPよりはずっといいんじゃないかと。

妖怪のキャスト、声優も豪華でしたね。
ぬりかべ、一反木綿の声が、伊集院光、柳沢慎吾だったり。
他、チョイ役の妖怪でデーブ・スペクターとか、石原良純
とか声で出てたなあ。
目玉おやじは、アニメと同じおなじみのあの声で安心しましたね。
声優の田の中勇さんは、1968年の最初のTVシリーズから最新作まで
ずっと目玉おやじを演じてる方だし、やっぱりこの声じゃないと
って思ってしまいますね。

妖怪に関しては、思ってたよりずっとよく出来てたなあ。
一反木綿の質感とかいいかんじだったし。
キグルミとか特殊メイクとか、CGとか結構力入ってて、
観ててあまり違和感は感じませんでした。
鉄鼠とか、水木作品よりは京極夏彦作品で有名な妖怪も
ちゃっかり紛れ込んでたなあ。
ヤマンバが女子高生の格好してたり、狙ってる感じのも
あったかも。
でも概ね良かったんじゃないかな。
天狗裁判官が中村獅堂だったんで、ちょっと不思議な
感じがしましたけどね。
あの時期、色々話題あった方だしどちらかとうと、
裁かれる側なんじゃ?とか思ったりして。

映画としては、成功だったんじゃないかなあ。
感動的な演出も、映画ならではと思えばね。
原作は描写も終わり方もあっさりしてること多いから、
このままだと映画にはしづらいかもだし。
でも、そういった原作に無い点を加味しても、
映画としては少しあっさりしすぎかなって感じはあったかな。
水木作品だと、妖怪同士、敵味方問わず知り合いのことが
多いから、長尺の映画でそれをやってしまうと、内輪もめ
みたいに見えなくも無い気もするし。
そのへん含めてもう少しつめこんでもいいかなって思いましたね。
このヌルさも、計算の内なのかもと言われればそうかもだけど。
ともあれ、ファンならずとも楽しめる作品だったと思います。
もう少し記憶がしっかりしてて、今が徹夜明けじゃなければ、
思いっきり鬼太郎話をしたかったですけど、頭が死んでるので
こんなとこで。

あとで鬼太郎について熱く語れる機会でもあれば…。

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