« They Say | トップページ | Mountain Song »

ALL HOPE IS GONE

今回はポケモンでいわゆる改造と呼ばれる行為について、自分の見解を述べたいと思います。


※便宜上、不正と言った表現を使っている部分はありますが、あくまで良し悪しについて述べるのも、啓蒙するのも本意ではありません。
あえて言うなら、自分にとって好きか嫌いかってレベルの話です。
また、人によっては不快に感じる内容を含んでいる可能性があります。
もし続きを読み進めるならば、その点は留意していただけたらと思います。


まず正直、数年前に何度も論議をしてきて、またこういう話題について言及することになるとは思ってもいなかったです。
最近、思うことがあったので、自分のネットゲーム等の経験と踏まえて、ポケモンでの不正行為に自分の考えを述べようと思います。

結論から述べさせていただくと、ポケモンでいう改造とはいわゆるネトゲでいうチートです。
それをそういった機器の販売側が裏技なんて言い方でオブラートに包んで売っている。
改造なんて言い方もまだ生易しいと思いますよ。
バグの利用も同様で、不具合を利用した不正行為でしょう。
バグを出したメーカーにも責任はありますが、そういった不正行為によって他者の優位に立とうとする姿勢を自分は好ましくないと思っています。

自分は以前ファンタシースターオンライン(PSO)というネットゲームをやっていました。
2000〜2007年まで、ドリームキャスト(DC)、ゲームキューブ(GC)で公式サーバーが閉鎖するまで遊んでいました。
PSOは簡単に言うと、オンラインで自キャラを動かして、他のプレイヤーと協力しながら攻略するというアクションRPGです。
今でいうと、モンスターハンターを想像していただければ分かりやすいかもしれません。
PSOは家庭用でのタイトルで、ナローバンドにも対応していたということもあり、現在主流であるデータが運営側のサーバーに保存されるシステムではなく、個人でデータを管理するシステムでした。
このゲームの特徴にレアアイテムの多彩さがあります。
場合によっては、何万分の一というドロップ率で、それ一つ取るのに数百時間費やすようなものもありました。
そして、データが自分の手元にあるため、外部機器でいじってレアアイテムを得るユーザーや、バグを利用して他者より優位に立とうとするユーザー、いわゆるチーターが存在しました。
個人利用のみならず、オンラインでそういったアイテムを利用したり、場合によっては蔓延させるようなユーザーがいたため、そういった問題を常に抱えているゲームでした。
自分はこのゲームが大好きで、そしてそれをつまらないものにしてしまうチートが大嫌いです。
今ポケモンの状況に触れるにつけ、PSOのそういった問題を思い出しています。

自分がこういった行為が嫌いな理由の一つに、それがいわゆるズルだからっていうのがあります。
不正をして他人より優位に立とうとする行為は、例えればテストでカンニングするような行為ですよ。
それに自分が悲しいのは、そういった不正をすることで、ポケモンが単なるデータとして扱われてしまうことですね。
PSOの時にも散々論議されましたが、不正行為がしたいなら、自分だけで行うか、もしくはそういう仲間を見つけて遊ぶのが一番だと思います。

ポケモンとPSOと違う点は、まず不正行為に対するユーザーの認識だと思います。
ポケモンとPSOは販売本数が全く違うし、低年齢層の割合が多いという要因はありますが、ポケモンの不正行為に関する認識は全体的に薄いと感じています。
年齢が高くなると現象傾向があるにせよ、個人サイトや攻略サイト、某大型掲示板や動画サイトを見るにつけ、不正を容認する風潮は常に存在しているように思えます。
PSOでは、不正は無くならなかったにせよ、そういった行為は悪として全体的に忌み嫌われていましたし、不正行為を容認する割合はポケモンより、ずっと少なかったはずです。
その点では違和感を禁じえません。
ただ、ポケモンの場合、外部機器による解析によって、攻略が成り立っているという点もあり、そこはPSOとは違う点かもしれません。
例えば、ポケモンメインコンテンツの一つである対戦をやっている人は必ず知っている努力値などは、解析によって知ることが出来るデータの一つでしょう。
公式にはきそポイントと呼ばれるもので、攻略本などを買っても詳しい情報は出てきませんしね。
そういう意味では、ポケモンの場合は灰色の部分がかなり広く、そういった外部装置によるアイテムドロップ確率などの解析なども全面的に嫌われる傾向にあったPSOとは成り立ちが異なるため、一概に外部機器の使用が悪と言えない部分はあるのかもしれません。
ただ、ポケモンはネットゲームと違って、基本的に個人単位のコミュニケーションなので信用できる仲間が見つかれば、不正にはほぼ遭遇することが無いといういい点はありますね。

先日のポケモンオフで皆さんの話を聞いていて、もしもデータが消えたら改造に手を出す気持ちも全く分からないではないといった話が出た際、興味深く聞きました。
PSOにはロストという現象がありました。
アイテム増殖等の不正行為の対策としてセーブをせずに終了した場合、アイテムが消失するという仕様です。
しかし、PSOはハードクラッシャーと呼ばれるほど読み込みなどでハードを酷使するゲームで、しかも外国人を中心とした集団の不正行為もあり、フリーズしてしまう状況が多かったんです。
単にフリーズだけならまだいいんですが、上記理由によりセーブ中にフリーズしてしまうこともあり、その場合はキャラが消滅してしまいます。
ネットゲームでは、キャラは自分の分身という意識が強く、このゲームの場合、1キャラにつき数千時間単位で遊んでいる人がざらだったため、そのせいで辞める人出たり、運営への批判が絶えることはありませんでした。
そのせいで不正行為に走った人を私も知っています。
しかし、PSOのいいところは、ロストすると仲間が助けてくれるんですよね。
アイテムをわけてくれたり、LV上げを手伝ってくれたり。
ポケモンは基本オフラインのゲームなので、それはできないですけどね。
無茶かもしれないですが、そういった何らかの助け合いが出来る仕様がポケモンにもあればって気もします。
また、PSOと違うことは承知でその点考えてみると、やっぱり自分は何があっても不正に走ろうって気にはならないかなって思います。
上記した通り、ズルが嫌いだし、不正ではPSOで散々嫌な思いもしましたから。
データ消えたことは災難だとは思うけど、人と触れ合う場合での改造やバグの利用は、どんな理由があろうと自分は不正行為だと思ってます。
ただ、ポケモンでは実際にデータが消えたことはないので、そういった経験のある人の気持ちを理解できているかといえば、そうではないですけどね。
でも、不正について目にするたび、今も昔も自分の好きな場所を汚されたような気分になるんですよ。
前述しましたが、愛着を持っているものを単なるデータとして扱われたくない気持ちもあるのかもしれません。
PSOの時と違って、自分が直接そういった不正行為で被害があったことがまだ無いのは幸いと言えますけどね。

最後に、不正を避けるためにどう対策するかって言えば、これも言い尽くされてますけど、自分は自衛が一番だと思います。
不特定多数との通信、例えばGTS(PSOに例えると運営公認の交換屋)や攻略サイトなどを通しての交換を極力しないとか、怪しいものを見抜ける知識を身につけるとか。
アレ?と思ったら、詳しい人に相談するのもいいと思います。
検索すれば、こんなサイトも出てきますしね。
PSOの時に、レアなアイテムのチート品が蔓延したために、本当に苦労してそのアイテムを手に入れた人が疑われるという出来事もありましたし、冤罪はお互い後味悪いですもんね。
また、なちさんも紹介されていましたが、こういうサイトもあります。
こちらを見ていただければさらに詳しく、ポケモンのこういった現象に目を向けていただけるかと思っています。

冒頭にも述べましたが、これが正しいと主張するつもりはないです。
ただ、一度こういう機会に自分の気持ちを書いておきたかったし、微力にせよ自分の大好きなポケモンをクリーンに楽しめる環境作りに貢献できればと思い、記事にしました。
少しでも誰かの気持ちに引っかかるものがあれば幸いです。

|

« They Say | トップページ | Mountain Song »

ポケモン」カテゴリの記事

コメント

>矢車なちさん

こんばんは〜。
こちらこそプチオフでは大変お世話になりましたー
カラオケは、次回こういった機会でお会いすることがあれば、お聞かせできることがあるかもしれません。
ただ、あまり期待はしないでくださいね^^;

改造も含めて、皆さんでこういったお話が出来たことは有意義でしたね。
私もそのことがすごく刺激になったので、帰ってからこの記事をすぐ書き始めました。
ポケモンはプレイ人口が多いですし、低年齢ユーザーも多いでしょうからこういう問題は常に付きまとうのかもしれませんね。
新陳代謝がすごく活発で、初心者が常にいるような状態だと思うんで、そういう方には出来れば改造などに手を染めないで欲しいと思います。
そういったことを教えてくれる先輩ユーザーも今は少ないのかなー。
その点は残念ですが、ユーザー個人の意識とメーカーの舵取りで少しではそういう事態が減っていけばいいなって思ってます。

投稿: ぴよこ | 2008年9月 2日 (火) 23時56分

プチオフでは、短い時間でしたが楽しい時間をありがとうございました!
私もぴよこさんのカラオケ聞きたかったですよ〜〜;;

みんなで改造の論議ができたのは、すごく有意義でしたね。
同じ仲間が複数集まると、こういう話も白熱していいですね。
自分も、今まで心に抱えていたモヤモヤを解放できて、とてもスッキリした気持ちになりました。
ぴよこさんの見解、とても興味深く読ませていただきましたよ。
考えの深さにオドロキです!
ユーザーのマナーが向上するような環境が必要ですよね・・・。

投稿: 矢車なち | 2008年9月 2日 (火) 20時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« They Say | トップページ | Mountain Song »