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ヌイグルマー

今回は、マンガのお話。(カテゴリは怪獣ですが)
発売から大分時間が経ってしまいましたが、
ヌイグルメン/唐沢なをき(講談社)の感想でも。

この作品は特撮の撮影現場をテーマにしたコメディです。
(一言でいうと変態特撮コメディといったところでしょうか。)

まず、ヌイグルメンというタイトル。
このマンガの裏表紙での「着グルミって言うなーっ」って記述や、文中に登場するセリフにもありますが、元来ヌイグルミって呼ばれていたものが、いわゆるテディベアやUFOキャッチャーなんかに入っているアレと区別するために、着グルミと呼ばれるようになったそうで、現場やファンはその呼称をあまり好まないのだそうです。
なるほどと思うと同時に、それを知ってタイトルがキグルメンでなくヌイグルメンであったことに頼もしさのようなものを感じました。

主人公のイリやヒロのボンデージマニア、BLなどの性癖をはじめ、業の深そうな方々ばっかり出て来る(ちなみに、ここでCCさくらを思い出しました。)コメディ作品なのですが、特撮の部分では取材などに基づくリアルな描写が多く、特撮好きの唐沢氏の本気を垣間見ることができます。
番組制作の裏側、アクター、スタッフの苦労話など、丁寧に触れられていますね。
唐沢氏の作品はよく読むんですが、ユルい世界観の中のこういうギリギリな部分と、引き出しの多彩さのバランスはあなどれないと常々感じています。

また、きなこマン(番組・主人公名)の敵の怪獣、麩饅獣(ふまんじゅう)の体がバラゴンっぽいポイントが高かったです。
(※東宝の怪獣として、地味ながら根強い人気があり、その後ヌイグルミは、円谷でパゴス、ネロンガ、ガボラなどに改造された。)
麩饅獣のヌイグルミに入っているハルちゃんが、中島春男さん(ゴジラのヌイグルミに入っていた方)を思わせるキャラであるのもうれしいです。

ちなみに、麩饅獣とはこんな感じの怪獣です。
ソフビが単行本購入者に受注生産で販売されるとのことだったので、申し込んでみました。
届いたら、またブログで紹介するかもです。


ウルトラファイト番外地 感想

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コメント

>mutuhaさん

そうですねー。
確かに、以前は怪獣などのスーツを着グルミではなく、ヌイグルミって言っていた気がします。
あえてヌイグルミで押し通すというのが、ファンの潔さというか、愛を感じますね。
ソフビは、4〜5月頃届くようです。
届いたら記事にするかもです。

投稿: ぴよこ | 2009年3月30日 (月) 01時56分

なるほど!と私も思いました。
タイトル、こだわりを感じます。
ソフビ、可愛かったですね^^
ちょっと楽しみにしています。

投稿: mutuha | 2009年3月29日 (日) 22時33分

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