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Bird of Prey

今回はマンガのお話。

よんでますよ、アザゼルさん。/久保保久(講談社)
マンガ極道/唐沢なをき(エンターブレイン)

2作品の感想など。


ぴよこの本棚


 よんでますよ、アザゼルさん。

探偵アクタベさん、助手さくまさんと、悪魔のアザゼルさんたちとの触れ合い(?)を描いたギャグマンガです。
爆笑という感じではないのですが、シニカルな笑いを提供してくれる作品です。
内容は暴力と下ネタが中心なので、人を選ぶかもしれませんが、ハマる人はハマるかと思います。
そういった意味では、聖☆おにいさんと多くの面で対照的な作品かと。
それと、このマンガ、ブサイクなモブを描くのに日本で一番力を入れている作品じゃないかと思います。
どうでもいいキャラの造形がいい加減と思わせつつ、実は酷く緻密に計算されているんじゃないかという想像をしてしまいます。

最新3巻最後のさくまさんが同人イベントに参加する話が不謹慎ながら最高でした。
カレーに異常な執着を見せるベルゼブブさんの「カレーへの冒とくは許さん」と言っている時の表情と、ピギ〜と鳴いて(?)歯をむき出しにしているシーンが好きです。



 マンガ極道

バクマン。が最近面白く、毎週楽しみにしています。
業界のリアルな内情が作品中でよく出てくるのも魅力の一つ。

今回の記事にする、マンガ極道はギャグマンガで、誇張があるにせよ、業界や周辺を内情をうかがい知れる作品ではないかと思います。

例えば、最新3巻ではこんな話があります。(カッコ内はそのオチ)
新人マンガ家などがベテランのような態度に陥り、作品を描かなくなる「巨匠病」。(校了後に件の新人マンガ家が「また描く気が起きたので この僕が描いてやりにきましたよ」と登場)
マンガ家が女性アシスタントに手を付けまくる「女喰い」。(ヤクザの娘に手を出し、制裁を受ける)
売れっ子マンガ家を騙り、マンガ家のサイトやBBSを荒らしまくる無職男性が登場する「僕は漫画家(うそ)」。(ウソがバレた後、殺害予告により逮捕)
他作品をトレースすることで人気を得ているマンガ家が登場する「トレース!!」。(怒った同人作家達が逆にこのマンガ家の作品をコピー、販売し大ヒット)

などなど、業界に存在する(かと思わせる)嫌な話が多く、読者を選ぶかもしれませんが、内容はなかなか興味深いのです。
マンガそのものの話というよりは、マンガ業界および周辺の駄目人間をモチーフにしたギャグマンガなのかもしれません。

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読書・マンガ」カテゴリの記事

コメント

>英国紳士Gさん

カキコありがとうございますー。
「下品なケロロ軍曹」という表現、
言いえて妙ですねー。
なるほどと思いました。
確かにさくまさん、容赦なくなって
きてますよね。
そのせいか、アザゼルさんの見せ場=
惨状シーンみたいになっていたり。
元々どういう能力だったのか、そのうち
忘れてしまうかも?

投稿: ぴよこ | 2009年5月18日 (月) 22時50分

カキコ失礼します。

アザゼルさんは自分も集めておりますw
なんというか、友人の「下品なケロロ軍曹」と
言う表現が的を得ているというか何というか……w

さくまさんの性格がいい具合に黒くなってきているのが
何とも言えませんw

投稿: 英国紳士G | 2009年5月17日 (日) 23時09分

>mutuhaさん

こんばんはー。
アザゼルさん、装丁が一見可愛い感じで、実は猛毒って感じの作品ですねー。
面白いと思いますが、クセが強いので慣れるまで時間がかかるかもしれません。
不謹慎な笑いが大丈夫なら、ためしに読んでみるのもいいかもですよ。

投稿: ぴよこ | 2009年5月16日 (土) 00時43分

ぴよこさんこんにちは〜!
アザゼルさん、読んでみようと思っていたのに、
いつの間にか3巻まで・・・
あのなんとも言えない表紙が好きです。
新刊コーナーで異色を放っている。

投稿: mutuha | 2009年5月15日 (金) 12時02分

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