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ショートホープ

ファンタシースターオンライン2(PSO2)の続報が出ました。
http://pso2.jp/
自分が最もハマったネトゲの続編なので、期待しています。

(追記アリ)

まず、この作品は求められるハードルが相当高いでしょうね。
これまでのシリーズである、PSO、PSOBB、PSU、PSPo、もしくは純RPGだった頃のPS、それぞれの時期に愛着を持つ人がいるでしょうし、それも踏まえて、新作に求めるものは違ってくるのだと思いますので。
どの作品に思い入れがあるかというのは、個人の経験によるところが多く、ファンはやはり思い入れが大きい時期に近いものを求めてしまう部分はあるかと思います。
自分は、人生を棒に振る勢いでハマったPSOが最も思い入れが大きいですね。
でも、個人的にはジョジョの第何部が好きという議論に似たレベルでこれまで理解していました。


さまざまな意見を目にし、思うところがあったので、自分の経験に重ね合わせて何点か。
趣味の都合で、メタルと格闘技の話です。

メタリカのメタルバンドであることを辞めてしまった問題作「LOAD」「RELOAD」発売当時、初期スラッシュメタル時代のファンから大きな反発の声が出ました。自分は、メタリカを聴き始めたのが「LOAD」の前作、通称ブラックアルバムからで、彼らはすでにスラッシュの範疇のバンドではありませんでした。
特別スラッシュの時期に思い入れはなく、問題作であった2作も支持していましたので、この方向性を批判する初期ファンに嫌悪感は少なからずありました。
しかし、「LOAD」が世に出てもう16年経ちますが、自分の意見は大分変わっています。

80年代スラッシュメタルの名盤、スレイヤーの「Reign in Blood」、メタリカの「Master of Puppets」などに対して、「当時はすごかったけど、ぶっちゃけ今聴くと大したことないよね」って意見を近年耳にしたことがあります。
確かに、アレンジが今現在の音楽に比べたらシンプルで、同バンドの近作に比べて、ボーカルの歌唱がこなれていないなどマイナス面もあるんです。簡単にいえば、今の音楽を聴きなれた耳には古臭く感じるという点に関しては同意します。
ただ、それを差し引いても自分は「Reign in Blood」「Master of Puppets」は名盤で、今聴いてもすごい作品だと思ってます。
歴史的な価値はもちろんですが、曲が純粋に良いからですね。

話は戻りますが、それに加えて自分の思い入れのある時期の作風に固執してしまうファンの気持ちも分かる(と思う)ので、今となっては「LOAD」「RELOAD」でメタリカの方向性を批判したファンに対して嫌悪感はありません。
その後「Master of Puppets」といったスラッシュの名盤に対するファンの支持の高さも知りましたし、それだけ影響力の高いアルバムを世に出してしまっては、その路線を求めてしまうのも仕方がないと思えたからです。


2006年に解散した格闘技団体であるPRIDEのファンが当時は良かったという意見を出すと、新興団体のファンが決まって「もう無い団体のことを言っても仕方がない」というやり取りもよく目にしてきました。上記に加え「当時はすごかったかもしれないが、今見るとPRIDEの選手は大したことない」って意見や、「PRIDEがそんなに好きなら、一生PRIDEのDVDでも見てろ」という極端な反応もあり、それに対して怒りを感じることもありましたが、こういう意見の方らは、過去の興行に思いを馳せるだけファンの非建設的な態度にもまた、不快感を覚えてるんだろうなと、理解はしました。
PRIDEの選手が大したことないって意見は否定しますし、自分はPRIDEが一生好きだと思いますがね。

ほか、昭和特撮を揶揄する平成特撮ファン、古典文学を揶揄する若年読者などにも同じような気持ちを持ったことがありますね。


興味のない方には分かりにくい例えになったかもしれず、申し訳ないです。
つまり上記2点における、「Master of Puppets」、PRIDEをそれぞれPSOに置き換えていただければ、それが自分の今の意見ということです。
基本的に、過去のものを引き合いに出して、その至らなさを挙げて凡作扱いというスタンス、自分は違うと思ってますから。

同時に暗に「昔は良かった」いう思考停止の姿勢は、嫌いです。
アーティストやクリエイターに、往年のヒット作と同じものを作れという意見には共感を抱けませんし。
それを求めてしまうファンの気持ちは分からないでもないですが。

PSO2の話に戻ります。当然のことですが過去作の良い部分を残し、改良すべき部分はすべきだと思います。出来れば、それに加えて手堅さよりも、ユーザーの予想を超えるものを期待しますね。
既存ユーザーを納得させつつというのは難しいとは思いますが、単に過去作の延長線上では、作り手もユーザーもつまらないと思いますし、ファンがPSO2に持つ期待度ってのは、そこを凌駕してるんじゃないかと予想します。
おそらく、冒頭に挙げたとおり、ファンが残して欲しい部分、変えて欲しい部分の齟齬が論争の種となる部分はあるのでしょう。
月並みな結論になってしまいますが、同じシリーズを愛する者としては、排他的にならずに、そこは歩みよったり建設的な意見を出しつつ、αやβテストなどで作品に貢献しましょうよと言うほかないですね。
お互い、愛着があるからこその意見のぶつかり合いであるということを理解しつつ。


とはいえ、自分はPC買わないと参加も出来ないわけですけどね(´・ω・`)

(追記)
ルパンの声について、クリカンがダメっていうファンに関してもそうなのかもですね。
確かに、オリジナルの声のがいいのは認めるけど、じゃ他によい代替案があるのかという気も。

あと、ダレル亡き後のパンテラメンバーのバンドに、「やっぱりダレルがいないと」みたいな意見を言うファンもそうかも。

要は、過去の作品に対して敬意を持ち、新しいものは長い目で見ましょうというのが最も建設的なのかな。
どうしても比べてしまうのは仕方がないけど、どうにもならないこともあるし、全ての人が満足のいくものを作るのは不可能だし。
単に新しいから、古いからってだけで区切っちゃって作品などを論じるのは、一つの思考停止だし。
古くても新しくても、良いものは良い。
先人に学べる部分は学んで、そこには無い新しいものを作り続けるってのがいいのかもしれませんね。

相変わらず、例えが分かりづらくてすみません。

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コメント

>まあさん

おはようございます。
お久しぶりです!
勢いにまかせて、ネトゲの話をで自分の趣味と照らし合わせてしてみたのですが、例えが分かりにくかったと若干反省しております;;
PRIDEは、今では考えられないくらい豪華な興行だったと思います。
ゴールデンで地上波放送もありましたし、選手や観客の熱も、格闘技に対する一般層の関心も今とは全く違いましたよね。
記事中に書いたとおり、昔は良かった的な主張は建設的でないですし、好きではありません。
ファンを続けていくなら、今は今で楽しみ方を見つけた方が建設的だとも思いますしね。
もちろん、単に過去の団体として、軽んじてはいけないとは思いますが。
やはり、ファンとしては忘れられませんしね。
最後のPRIDE興行ともいえる「やれんのか!」のヒョードルのPVで過去の名シーンをバックに「忘れというのか 10年の想いを」って台詞で、いつも涙腺が緩みますし。
日本の団体と交流のあった米国ナンバー2団体のストライクフォースが、ナンバー1団体のUFCに先日買収されたので、日本の団体はより厳しくなると思いますが、DREAMにもSRCにも頑張ってほしいですよ。
PRIDEほどの規模や華やかさは無理にしても、自分はまだ見たいと試合はありますし、選手もファンも諦めていないと思いますから。
ただ、K-1、DREAM運営のFEGには、もう少しちゃんとしてくれよっていう風には思いますし、スポンサーの離れてしまったSRCにどこか救いの手をって感じではありますね。

投稿: ぴよこ | 2011年4月28日 (木) 05時24分

ぴよこさん、こんばんは^^
お久しぶりでございます。

ネトゲの事はよくわかりませんが、
今回のぴよこさんの記事を読んで感ずるところがありましたのでコメントさせて頂きました。
たしかに、まあも当時のPRIDEは
ヒョードルやミルコ、ノゲイラ、小川など凄まじいメンバーが在籍しておりグランプリシリーズも忘れられませんね。
現在の格闘団体や選手と比較しても仕方ないと思うので、昔は良かったとか、今の選手はどうのこうのは比較したり<けなしたり論争してもなぁ・・・
っていう感じですかね。
それぞれの時代にファンがあり楽しめればそれで良いのだと思います。

投稿: まあ | 2011年4月27日 (水) 21時53分

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