おばけがイクゾー

去る8月7日に、江戸東京博物館で催されている、
大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで
を観てきました。

鳥山石燕の『画図百鬼夜行』シリーズや『桃山人夜話』といった有名なものや、妖怪や幽霊画などを主に、国宝や文化財級のものまで豊富に展示されていました。
本などで知っている絵なども多かったのですが、生で鑑賞するとやはり違いますね。
自分は絵については疎いもので、良し悪しはわからないのですが、筆でここまでかけるのかと驚きでした。

妖怪ウォッチを絡めての展開だったからか、お子さんも多く来られていたのですが、妖怪ウォッチの展示はオマケ程度でしたね。
もっとも、そっちがメインになってしまってもとは思いますが。
ただ、権利の関係など難しいのかもしれませんが、近年の妖怪文化を語るに欠かせない水木しげる御大に関して全く触れられていなかったのは残念といえば残念でした。

公式の図録、少し値が張るのですがいいものでした。
もし行かれることがあれば是非手に取ってほしいアイテムだと思います。
http://www.yomiuri-eg.jp/special/yo-kai2016/

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ぺったら ぺたらこ

本日行われた「水木しげるサン お別れの会」に参加してきました。

大勢のファンが訪れ、長蛇の列ができていました。
天気がよく、そんなに寒くはなかったし、待ち時間は苦ではありませんでした。
列で待っている間、弔辞などのVTRが流れていました。
発起人でもある荒俣宏氏、京極夏彦氏ら、アニメ鬼太郎の1期二期で主人公、鬼太郎を演じた野沢雅子さんらの弔辞や、水木先生の奥方である布枝さんのご挨拶を映したVTRです。
待ち時間の間、荒俣氏や京極氏、布枝夫人らが列の前に来られて、お待たせしてしまって申し訳ないとの言葉とともに頭を下げておられ、こちらは恐縮してしまいました。

献花台ではファンの一人ひとりが水木先生の遺影の前に花を供え、手を合わせることができました。
また、手紙を持参したファンは妖怪ポストにメッセージを投函することができたようです。
私は手紙を持っていかなかったので後悔したのでした。
水木先生に伝えたいことはたくさんあるのに。

他、鬼太郎の人形や水木先生のパネルなどの前での写真スペースなども用意されていました。
御供花名一覧には、漫画家や、学者や芸能人、企業など錚々たる面々の名前があり、先生の影響力の大きさを改めて感じたのでした。
また、自分も含めたくさんのファンが訪れて、水木先生がいかに愛されたかをうかがい知りました。
鬼太郎のちゃんちゃんこを着た小さい男の子などもいて、ほっこりしましたね。

ともあれ、よい会だったと思います。
水木先生、ありがとうございました。


会場でいただきました。

Lvn9r

【水木しげるさんのお別れの会】漫画家大集合 目玉おやじのおすしに永井豪さん「妖怪の味がした」 

水木しげるお別れの会、夫人らが「丸い輪」の向こう側の水木サンを偲ぶ

水木しげるさんお別れ会 著名人ら800人参列

「水木しげるサンお別れの会」が先生らしいユーモアたっぷりでお別れ会なのに楽しそう!

水木しげるさん「お別れの会」

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Spirit

被災地、タクシーに乗る幽霊 東北学院大生が卒論に

この記事、すごく気になりました。
不謹慎に思う方もおられるかもしれませんが、卒論の題材としてはすごく面白そう。
この方は卒論のために採話なされてるわけだけれども、その手法は民俗学や実話怪談の取材にも通じるものだと思われ、興味深いです。

自分の卒論のテーマは妖怪でしたが、ほぼ書物で得た知識のみで完成させてしまったので、こういったフィールドワークで得られた知見をすごくうらやましく思うのです。

この論文は、今月末発売の呼び覚まされる 霊性の震災学という書籍に収録されるようなので、読んでみたいですね。

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カランコロンの歌

「ゲゲゲの鬼太郎」水木しげるさん 多臓器不全で死去 93歳

漫画家の水木しげる先生が、本日亡くなられました。

現在、日本人に「妖怪」という語や概念、キャラクターなどが親しまれているのは先生の作品によるもので、その功績は計り知れません。

自分自身に関して述べれば、幼少の頃に児童書で読んだ鬼太郎誕生の話に恐怖しながらも何度も読み返した記憶があります。

また、ゲゲゲの鬼太郎や悪魔くんのアニメも好きでよく観ていました。

先生の漫画をはじめとするご本はどれも面白く、自分の人生に多大な影響を与えてきたことは間違いありません。

(くしくも、ここ数日先生の漫画を『劇画ヒットラー』『悪魔くん千年王国』『ゲゲゲの鬼太郎』と読み直していたところでした。)

自分の卒論が妖怪であったのも、やはり幼少より先生の作品に親しんできたからかと思います。

先生と一度、お仕事でも関わらせていただくことを目標に生きていた時期もありました。

結局、自分のふがいなさでそれがかなわず、残念です。

水木先生の作品、人柄、大好きでした。

まだ驚きが大きく、うまく言葉が出てきません。

水木しげる先生、お疲れ様でした。

ありがとうございます。

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Plastic Soul

以前熱心に更新していたPSOのサイトを何年ぶりかにいじりました。

PlasticSOul

工事中扱いでしばらく手をつけられず、表示などが不十分だったのですが、今回ほぼ元通りにできたかと思います。
足を運んでくださっている方には、不義理をしてしまい、また大変見苦しい思いをさせてしまい申し訳ありません。

今回の久々に更新して、このサイトに自分がいかに心を注いでいたか思い出しました。
PSOとともにネットをはじめ、そこでの縁を繋ごうと開設したサイトでした。
ネットどころかPCのこともまともに知らずにサイトを立ち上げるという無謀な試み、当時の自分をつき動かしたPSOへの執念とも呼べる愛情のようなもの、今の自分にはないものですね。
おそろしくもあり、うらやましくも思います。

当時、PSOをしていて色々ありましたが、とても楽しかったと思います。
楽しいだけではなく、嫌なこともあったんですが有り体にいえばいい思い出というか。
良くも悪くも人生を左右したゲームかと思います。
PSOありがとうFLASHなどを見ると今でも涙腺がゆるみますね。

当時を思い出して、今の自分の姿などを鑑みやはり思うところはありますよ。
リアル、ネット問わず、失ったものや得たもの、出会いや別れ、
まあDC、GCのPSOが終了したのが2007年ですから色々ありますわな。
PSOのスクショなどを今回見返して、当時仲良かった方々はお元気かなとかしみじみ考えますね。
もうネトゲとかやってないかもしれないけれど、PSOのこととかたまには思い出したりするのかなとか。
また、PSOなどの縁で知り合い、いまだによくしてくださっている方々とその出会いには大変感謝しております。

とっちらかった文章になってしまい申し訳ありません。
また、当時ほど近頃は更新できなくてごめんなさい。
今後ともどうぞよろしくお願いします!


#nowplaying King Crimson - Starless

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死神の子守唄

またまたご無沙汰です。


去る8月28日(日)、川崎市市民ミュージアムで開催の
実相寺昭雄展 ウルトラマンからオペラ「魔笛」まで に足を運んできました。(関連記事:URBAN-PLUS

実相寺昭雄監督は、ウルトラマンではジャミラ、テレスドン、ガマクジラ、シーボーズ、ガヴァドン、スカイドン、ウルトラセブンではメトロン星人、ペロリンガ星人、第四惑星、欠番の第12話などを担当し、映画では帝都物語などを撮られている監督です。
京極夏彦氏原作の「姑獲鳥の夏」の監督もされています。

実相寺昭雄(wikipedia)

実相寺監督は天才とも奇才とも呼ばれ、例えば「ウルトラマン」においてはテレスドン以外には、ウルトラマンにスペシウム光線で怪獣を倒させず、スカイドン回ではハヤタがフラッシュビームとカレーのスプーンを間違えて掲げてしまうという有名なシーンを撮影し、「セブン」ではメトロン星人で木造アパートとちゃぶ台(ダンとメトロンがちゃぶ台を挟んで向かい合うシーンは有名ですね)、ペロリンガ星人回では下町といった日本的なものを作品中に出し、世界進出を狙っていた上層部の怒りを買い、一時干されたり、第四惑星では怪獣の出てこない作品を作ったりと、逸話の尽きない方です。

円谷作品と縁が深く、怪奇大作戦や、平成ウルトラシリーズなどにも参加されてどれも個性的な映像を撮っておられます。
自分は、円谷の実相寺監督の作品はどれも好きなのですが、特にジャミラ登場のウルトラマン「故郷は地球」、メトロン星人のセブン「狙われた街」、ウルトラマンマックスの「胡蝶の夢」が好きですね。
何度観ても素晴らしく、奇妙なアングルや白昼夢のような演出、視聴者に問題提起するかのようなシリアスな内容、そういった特色のものを多く作り出していると思います。


ともあれ、自分は大好きな監督でして、語りつくせないですし、もっとコアなファンの方もいらっしゃるので多くは語らず、追記で展示の感想などを述べようと思います。


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喰らいあう



「書きたい時に書く」のが理想ながら、気づくと「書かなきゃ」になってしまっているので、また楽しんで書けるようになるまで少し更新をお休みします。
といっても、年末に向けて、格闘技系で書きたいことが出てきそうな気もしますが。
他に書きたいことは色々あるのですが、どうも気持ちと行動がちぐはぐになるので、ガムでも食べながら仕切りなおしてきます。

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十六夜の雨

岩手「座敷わらし」の旅館全焼】(アサヒ・コム)


岩手県にある、座敷わらしの出るといわれる老舗旅館、緑風荘が4日に火事になり、全焼してしまったそうです。
幸い宿泊客とスタッフにはけがはなかったとのこと。

座敷わらしに会うと幸運になると言われており、座敷わらしが現れるという緑風荘の槐(えんじゅ)の間は予約が数年先が埋まっているという状態だったそうです。
テレビ番組や、怪談本などでも取り上げられ、子供の足音や声を聞いたとか、オーブが撮影されたなどの話はよく耳にしましたね。
300年続く老舗旅館とのことですし、妖怪ファンには馴染み深い旅館だったのに残念なことです。

不謹慎なようですが、やっぱり出て行っちゃったのかな…。


緑風荘(Wikipedia)

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The Devil You Know


厭な小説 / 京極 夏彦(祥伝社)を読みました。


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GHOSTS I-IV

「実話怪談 トレント」で検索して、当ブログにたどり着かれる方が、たまにいるようです。
うちのブログで出てくるトレントは、NIN(活動休止は残念…。)のトレント・レズナー氏のことなのですが、なにかそういった怪談があるのでしょうか。
微妙に気になっています。

ブクログで確認したら、昨年このカテゴリ(怪談・妖怪・ホラーなど)に入る本を49冊ほど読んだみたいです。
多いのか少ないのかわかりませんが。
少し前に、それも含めて、カテゴリごとに2008年を振り返った記事を書こうかと思っていたんですが、書き始める前に、もう3月になってしまったので、頓挫しそうな予感です。

昨年末に出た幽刻記―現代百物語/西浦和也(竹書房)という本で、とても恐いお話を読みました。
「クゥケケケケ」という一編です。
ネタバレしない程度にあらすじを述べると…。

墓地の近辺に住むことになった夫婦が、ある夜楽しげな笑うように鳴く鳥の声を聞く。
その後、その鳥の声を聞こえる時、身近な生き物が無残な死をむかえるように。
そして、夫婦の血縁者が危険な状態だという夜、いつも以上に楽しげに鳴く鳥の声を聞く。
墓地に姿を見せた、その声の主の姿とは…。

という話なんですが、情景が目に浮かんできて、かなり恐かった覚えがあります。
怪談などで、本気で恐いと思うことが近頃無くなっていたのですが、これを読んだあと、暗闇でこの話の声の主の姿を想像して、背筋が寒くなりました。


それと最近、怖い話/福澤 徹三(幻冬舎)という本で別な意味で恐い思いをしました。
次の一文です。

ベクシンスキーの作品には「3回見ると死ぬ」という、いわくつきの絵があるが、本書のカバーイラストがまさしくそれである。


( ゚д゚)

オイオイオーイ!!(突っ吉こむ平風に)
思わずフライングガッツマンツッコマンをする勢いでした。
(ダチョウの竜ちゃんなら「殺す気かっ!」という感じ)


ズジスワフ・ベクシンスキー(wikipedia)

ぴよこの本棚



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